SOKA薬王のBlog

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2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

太田昭宏「真っ向勝負」16

ライフストーリー3「政治」 「民衆のための政治を」 太田昭宏は、民衆の中から生まれ、民衆に育てられた政治家である。戦争に苦しめられた母から平和の尊さを学んだ。長男を亡くしてすぐに夫が出征した日の悲しみはいつまでも消えなかったという。太田は、思…

太田昭宏「真っ向勝負」15

ライフストーリー3「政治」 商工委員会でも議論は百出したが、太田は中小企業のバックアップに全力を入れるべきであると主張した。明日の会社の運転資金がないのである。経営者が銀行に融資を申し入れても「残念ながら、融資額に見合う担保がございませんの…

沖縄「慰霊の日」

沖縄集団自決 「軍関与」で全会一致し、教科書検定に異論「日本軍による関与なしに起こり得なかったことは紛れもない事実」 沖縄県議会の意見書に盛られたこの表現が、沖縄の一致点だった。 会議閉会後、握手する野党派の平良議員(ネットワーク)と与党派の前…

太田昭宏「真っ向勝負」14

ライフストーリー3「政治」 「中小企業の力になりたい」 平成十年。日本の全融界は危険な状態に追い込まれていた。自主廃業を決めていた国内四位の山一証券が、一二月に全社員を解雇し、百一年にわたる歴史に幕を閉じた。また二月には、二十年来の親友だった…

太田昭宏「真っ向勝負」13

ライフストーリー3「政治」 もともと厳しい選挙区だったが、負けは負けである。しかし逆にいえぱ「落選」ほど、人問を大きくするものはない。倒産から再起した実業家が経済を知り、大病を克服した人が生命の重さを実感するように、倒れてみなけれぱつかめな…

太田昭宏「真っ向勝負」12

ライフストーリー3「政治」 「落選そして再起」 太田の人生で忘れられない黒星がついたのは、平成二年二月の第三十九回衆議院選挙だった。激戦区の東京八区から出馬したが、涙をのんだ。これまで学生時代、社会人時代を含め、はた目から見ると、白星街道をぱ…

太田昭宏「真っ向勝負」11

ライフストーリー3「政治」 また創価学会の池田大作名誉会長から学んだものはあまりにも多かった。その中で、この項に一つだけ記すならぱ、それは「実際に人に会うこと」の意味の重さである。 東西の冷戦期に米中ソの三国首脳と対談し、民間外交を展開したよ…

太田昭宏「真っ向勝負」10

ライフストーリー3「政治」 「青年運動のリーダーに」 六年間の記者生活の後、太田に再び転機が訪れた。公明党を離れ、創価学会青年部のリーダーとして働くことになったのである。男子部長、青年部長等を歴任し、青年を勇気づけ、青年の声を社会に発信してい…

太田昭宏「真っ向勝負」9

ライフストーリー3「政治」 また昭和四十八年、公明党の支持者が憤慨している問題があった。 それは共産党による悪質な反公明キャンペーンが、エスカレートしていることだった。公明新聞や議員、党員が抗議しても、共産党側は肝心な場面になると、巧みに論点…

太田昭宏「真っ向勝負」8

ライフストーリー3「政治」 「共産党に堂々の論戦」 ある日一公明新聞の編集局に、一本の電話がかかってきた。受話器の向こう側の人物は、丁寧な口調でNHKの報道関係者であることを名乗った。「実は公明新聞に載っていたジャンケンポン論を番組で使わせても…

太田昭宏「真っ向勝負」7

ライフストーリー3「政治」 犠牲になったのは、国民の生活である。政府は物価高や不況に効果的な手を打つことができず、促成栽培された戦後政治のひ弱さが浮き彫りになった。 特に昭和四十八年は「福祉元年」とも呼ばれ、政府の方針では、従来の高度成長一本…

太田昭宏「真っ向勝負」6

ライフストーリー3「政治」 政治記者として働き始めた太田だが、その眼前には、日本の不毛な政治風土が広がっていた。昭和四十七年七月に田中政権がスタート。その庶民性や行動力から当初の人気は高かったが、石油危機を引き金に、インフレと不況、狂乱物価…

太田昭宏「真っ向勝負」5

ライフストーリー3「政治」 「福祉を研究した新米記者」 師走の北風が銀座通りを吹き抜け、コートの襟やマフラーに顔をうずめるようにして会社員や買い物客が道を急いでいた。昭和四十七年十二月。東京の有楽町駅前。「公明新聞をお読みください!」メガホン…

太田昭宏「真っ向勝負」4

ライフストーリー3「政治」 京大出の太田も、彼らの前では「坊や」扱いである。職人気質で少しぶっきらぼうだが、つきあってみれぱ仕事は正確・迅速で頼もしい存在だった。順応性の高い太田は、たちまち工場の職人さんとも仲よくなり、かわいがってもらった…

太田昭宏「真っ向勝負」3

ライフストーリー3「政治」 太田は、大きな志を抱いて京都から上京した。 政治や経済を洞察する力を養った公明新聞の国会記者時代。政界の表舞台で実力を発揮するまでには、陰の苦労や試練をくぐり抜けなければならなかった。 「印刷工場からのスタート」 昭…

太田昭宏「真っ向勝負」1

真っ向勝負―行動する政治家の素顔作者: 太田昭宏出版社/メーカー: 鳳書院発売日: 2006/05/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る ■はじめに■より抜粋 「太田さんの好きな言葉は何ですか」 政治の世界に身を置いていると、こん…

あきらめるな

祈り――それは、あきらめない勇気だ!自分には無理だと、うなだれる惰弱さを叩き出す戦いだ。現状は変えられる。必ず!。

祈り方

本部相談室へ行った。女子部の子は、もともとが依存心の強い性格のようで、相談室ではそれを見抜かれたのか「ご本尊は何もしてくれないわよ。ご本尊に依存するようなおすがり信心だったら何時間・何十時間題目をあげていてもだめなのよ。そうではなく、あな…