「戦後五十年の生き証人」が語る4
【田原】昭和22年(1947年)8月24日に、池田さんは創価学会に入会されましたね。『私の履歴書』には、2代目会長の戸田城聖さんの人柄に引き込まれたと書いてありましたが、戸田さんのどこに魅力をお感じになったんですか。
【池田】まったく宗教家らしくない人だったことです。
【田原】どういうのが宗教家らしい人なんですか。
【池田】威厳ぶる。人格者ぶる。人に対して形式的に動く。それに対して戸田会長は、自由奔放、接し方も人間らしく、仏法の話を現代的に語られた。そこが魅力でした。
【田原】その時点では、池田さんは創価学会や日蓮正宗のことは何も知らなかった……。
【池田】そうです。
【田原】その池田さんにも、よくわかるように話したわけですか。
【池田】一応わかりましたね。ただ、内容そのものよりも、慈父が子供に囲炉裏端で昔話をするような、相手の心のひだに響く話し方に魅かれました。難しいことをわかりやすく話すのは、簡単なようで難しいものなんですね。
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[その他]
「本領の大力 」のhonryouhakki様
この場を借りて 御礼申し上げます。
薬王