SOKA薬王のBlog

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「週刊読書人」2

【編集部】
確かに、おっしゃる通り、この本ではいきなり創価学会のエネルギーを生々しくじさせます。当時まだ二十八歳の池田青年室長は戸田城聖第二代会長に代わって、東京の次に大事なのは関西だということで大阪地方区の″主将″になって戦いの指揮を執ったのですが、大阪のバイタリティと学会のエネルギーが融合して独特のムードを作り出しています。そんな創価学会の存在に田原さんが注目されるようになったのは、いつ頃からですか。
 


【田原】
実は僕は一九六四年に東京12チャンネル創価学会を取材したことがあるんです。ちょうどその頃に『人間革命』という本が出る。この本を読んで、面白いとったんですね。つまり革命ということをまともに打ち出している。一九六三、四年の話です。その頃、本気で革命を考えていた入も日本にいなくはなかったとうけども、実は共産党にしても社会党にしても言っているだけで考えてないですよね。それを本気で「人間革命」と言っている。マルクスの言っている「革命」とは全く違って人間革命」だと。人間を変えるということですね。これは面白いとって創価学会を取材した。


ドキュメンタリーの一時間の番組で、未知への挑戦」という番組ですが、その主人公を誰かに絞りたいということで創価学会に、ある女を推薦してもらいましたが、彼女は大手企の役員の秘書だったんですね。非常に綺麗で頭のよい女でした。彼女を取材して、折伏の為の集まりと言われていた座談会を十箇所以上歩きました。