「若き友に贈る」24
実践3/4
私は 怒る
誠意をもって自らの非を
詫びている君に
さらに 軽蔑し自己の売名をはかる
人間に対しては生涯怒りつづける
*
今の僕の求心力が
やがて 社会の求心力と
融合一致することを願いつつ
僕は 社会と断絶なき
勉学に励みゆくのだ
*
私は 生きぬくのだ
生きることを
優先して生きるのだ
そのことを可能にしてくれる
哲学の実践があったので
それを生きがいに
凱歌をあげて生きるのだ
*
大いなる人生を 生きるためには
血涙が出る時もあるだろう
しかし 自らを憐愍することなく
極限の勇気をもって
すべてに攻撃を開始することだ
*
独りただ悲嘆 深刻の日々を
送ってもはじまらない
君よ すべてを歯牙にかけず
青年勇将となって
活動の第一歩を印すことだ