法華経の智慧 二一世紀の宗教を語る
◆法華経の智慧 第一巻
目次
「哲学不在の時代」を超えて
生命がキーワードの時代へ
民衆に呼びかける経典
序品1 如是我聞──師弟不二の鼓動
序品2 二処三会──″永遠″と″今″との交流
方便品1 方便──巧みなる「人間教育」の芸術
方便品2 開三顕一──「師弟の道」から「師弟不二の道」へ
方便品3 「諸法実相」の心──現実変革への限りなき挑戦
方便品4 かけがいのない個々の生命
◆法華経の智慧 第二巻
目次
譬喩品 譬喩──「慈悲」と「智慧」の馥郁たる結晶
信解品 信解──「信仰」と「智慧」のダイナミックな関係
薬草喩品 個性を伸ばす「智慧即慈悲」を
授記品 授記──万人を「絶対的幸福の軌道」へ
化城喩品 因縁──永遠なる「師弟の絆」「人間の絆」
五百弟子受記品・授学無学人記品
声聞たちの目覚め──何と素晴らしき「大願の人生」
法師品 法師──民衆の中に生きる「精神の指導者」
◆法華経の智慧 第三巻
目次
見宝塔品(上) 「我が身が宝塔」と見る 妙法流布の行動者こそ宝塔
見宝塔品(下) 「人間を手段にするもの」との戦い 三変土田と六難九易
提婆達多品(上) 悪人成仏──″善の勝利″の偉大な証明
提婆達多品(下) 竜女成仏──大いなる「女性の人権宣言」
勧持品 「弟子が獅子吼」「弟子が三類の強敵と戦う」
安楽行品 人類を絶対の「安楽」の境涯へ
従地涌出品1 動執生疑──境涯革命への大いなる響き
勇者の総立ちで時代に動執生疑を
従地涌出品2 「蓮華の文化史」を語る
生命の法を「蓮華」が象徴、東西文化を結ぶ「蓮華の道」
従地涌出品3 我、地涌の菩薩なり──「永遠の自己」の発見
″地涌″とは民衆の「内発の力」を開拓
◆法華経の智慧 第四巻
目次
如来寿量品
生きて生きて生き抜くのが「寿量品の心」
世界的に「生と死の探求」が始まった
発迹顕本―「人間こそ尊極」と宣言
「人間・釈尊」に即して「永遠の仏」を開示
本門の心―永遠に続く「絶対的幸福」を確立
今世のみの「相対的幸福」は根なし草
十界論<上> 幸福の追求―悪と戦った分だけ「境涯が拡大」
十界論<中> 「修羅」の嫉妬社会から「人道」の人権社会へ
十界論<下> 六道から四聖へ―欲望社会を超えて
「天界の栄え」は幻の楽しみ、「生命の大長者」は三世に栄える
十界互具<上> 菩薩界と仏界
「自己中心」の闇をたたき破って仏界の太陽は昇る
十界互具<下> 人間、この素晴らしきもの
「仏界の大地」で広布のドラマを名優のごとく!
「死後の生命」への証言
臨死体験を考える
永遠の生命とは<上> 死後の生命―宇宙生命との融合
永遠の生命とは<下> 仏界の生死―大生命力で「永遠に前へ!」
◆法華経の智慧 第五巻
目次
分別功徳品 弘教の功徳 我が身に「獅子王の大生命力」が!
随喜功徳品 妙法を伝える「喜び」──感激の「心」こそ大切
法師功徳品 「法師=弘教の人」に六根清浄の大功徳
常不軽菩薩品 「増上慢」の勢力との戦い
如来神力品1 地涌の菩薩への「付嘱」──広宣流布への荘厳な儀式
全民衆よ! 汝自身の尊貴さに目覚めよ!
如来神力品2 上行菩薩への結要付嘱 ──「人間主義の仏法」の夜明け
「日蓮と同意」で広宣流布へ立て!!
如来神力品3 「凡夫こそ本仏」──仏教史の転機
神力品は「民衆勝利の大行進」の序曲
如来神力品4 「文底」仏法は「民衆」仏法
虚飾を捨てよ! 「人格」の光を!!
◆法華経の智慧 第六巻
目次
薬王菩薩本事品 命を燃やさん 報恩のために!!
真の「健康」とは、「戦う菩薩」の生命
妙音菩薩品 社会に「希望」の大音声を!!
「妙音」とは妙法根本の大文化運動
観世音菩薩普門品<上> 指導者よ、「民衆の声」を聞け!!
「世音を観ずる」慈愛と知恵を
観世音菩薩普門品<下> 「広宣流布」こそ究極の人生
「福地共に無量」の嬉しさ
「正義の政治」を!「正義の経済」を!
陀羅尼品 「広宣流布の『人』を守ります!」
″守護の功徳″の莫大を説く
妙荘厳王本事品 磐石な「家庭革命」の勝利を
「実証」に勝る雄弁なし
普賢菩薩勧発品 広布の同志を「仏の如く」敬え
普賢とは「知恵」、勧発とは「励まし」
法華経は「師弟不二」の経典
「戦い続ける信心」を永遠に継承