SOKA薬王のBlog

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「若き友に贈る」14


「女」1/1


自己をひろげつつ
人生の幸の並木道を
つねに私は 前に進む

怒る前に
私は 冬の太陽となって振舞う

雑踏の中でも あなたがいると
清楚で より安堵すると
いわれるような
の王女の存在であってほしい

美しくやさしく
標準的女といわれても それでよい
その奥に 理と勇気のあることは
自身が最も知っているからである

私の婚約者は 幸福という
哲学の上に崩れない―――
婚約者から始まる

私は 私自身のために
強く美しく咲きたい
故に自己自身の次元を止揚する

太陽が 雲にかくれる
風が吹いて来た
しかし 私には 明日という
安穏の約束がある

いつも家庭に新風をおくりながら
主人の責任を果たしながら
社会の公転におくれることなく
私は 太陽の軌道に
日々着実に廻転していくのだ