「若き友に贈る」12
「青春2」2/2
僕は 僕らしい正義の道を
堂々と歩むが
知らないことは
何でも聞いていける
謙虚な自分でありたい
*
明るい休息 深い休息のために
真の健康に
君よ! 鋼鉄の社会の中にあって
今日も負けないでいてくれ給え
*
欺瞞と偽善に対して
鋭く追及する
青年に対し
人々は 青二才と軽蔑して笑う
故に青年は さらに悩みながら
憤りながら ひたすら突き進むのだ
*
君よ かえらざる青春を
どうか塵埃の中に捨てないでくれ給え
君の精神の領域まで
無限の翼を 僕は与えたいのだ
*
僕の弱点をいくらつくのも いいだろう
しかし その彼も一向面白くない
人間になっていることにも
気づいてほしいのだ
*
センスある
近代人であっても
つねに深奥には 怒濤を乗り切る
強靭な野人の心をもつ
青年革命児でありたい