SOKA薬王のBlog

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壮年部への指針・磐石なる我が人生3


「純粋な信仰の輝きを」3


信頼される"地域の父〃


"生涯青年"の気をもつ人は、何歳になっても青年を大事にしていく人である。皆さんもその精神に立って、おのおののブロツクにあっても青年を包容し・伸ばし、青年とともに進んでいただきたい。壮年部はいうまでもなく、創価学会の柱であり、屋台骨であり、各部のかなめとなって広布を推進していくのである。しかし、今日のように変転きわまりない時代にあっては、時代相応の実践が必要になる。壮年になると、どうしても新鮮な考ができにくくなるという面がある。また経験が豊かな半面、それにとらわれすぎると、考え方が硬直化してしまう場合もある。それらを打開していくためには、"生涯青年"の気概に満ちていく必要があろう。と同時に、青年のもっている時代、若さを青年たちがおおいに発揮で」きるように配慮してもらいたい。



的なブロックの運営、発展のためには、重厚さ、沈着さ、豊かな経験と判断力といった壮年の特質を生かしながら、若さ、時代、革新、はつらつとしたバイタリティー等、ややもすると壮年に欠げがちな青年の力、特をおおいに生かしていくことである。いわば青年をもっとも信頼する友として組織の構築にあたっていくことが、新しい吹に満ちた前進のために不可欠の要素であるとう。万が一、青年の持ち味が生かされないようなブロックがあるとしたら、そのブロックは希望を失った若さのない組織にならざるをえないとう。どうか、中である皆さん自身が行き詰まってしまうことのないように、青年を信頼し、それぞれの持ち味を生かして見事な組織を築いていただきたい。また、青年を大事にする人が、本源的には青年の生命の持ち主なのである。青年に見を聞き、ある場合にはおそわっていこう、というぐらいの度量をもつ壮年の姿ほど、尊く美しいものもない。



青年は皆さんからみれば、まだ未熟た点が多い。ものごとに一途で、目標を見誤りかねない面もあろう。なかには、どうもいまの若者の考え方にはっいていげない、といった人がいるかもしれない。しかし、青年は未熟であり、未完成であるところに、伸びていくゆえんがある。皆さんは青年たちをリードし、包容して、その時代、たくましいエネルギーをわが力としていっていただきたい。さらに、青年は、次代の、令法久住の担い手である。青年が生きいきと躍動し、伸びのびと育つ団体、組織はけっして行き詰まることがない。学会が今日のように発展してきたのも、戸田先生が、とくに青年を大事にし、その育成に全魂をかたむげられたからともいえる。戸田先生は青年を包容していけない幹部には厳しく注していた。私も未来のために青年に大きく成長してもらいたいし、その成長のためなら、いかたる労も惜しみません。



どうか皆さんも、ときには慈父のように、また賢兄のように、青年を慈しみ、その成長を自分の生きがいとするぐらいの、懐の深い先輩であっていただきたい。地域の未来を託すのだ、という祈るような気持ちで、育てていっていただきたいし、そのような皆さんを、青年は父のように慕い、かならずや期待にこたえて成長していくことだろう。


また、皆さんは"地域の父"ともいえる存在であるゆえ、婦人部、女子部に対しても、きめ細かた配慮をお願いしたいとう。ご自分の子供を配し、見守っていくのと同じ姿勢で接していくとき、皆さんはより大きな信頼を集めていくのである。あくまでも温かく抱きかかえ、なんでも相談をうげるような、信頼される壮年であってほしい。そして、皆がしんでいるとき、が競い起きているときこそ、一人、不動の確信に立ち、旺盛な責任で、新たな希望の道を切り開いていただきたい。創価学会という団体の一員である皆さんは、同時に学会を代表していることを知っていただきたい。皆さんのなかに学会があり、一人ひとりが学会そのものである。このことを強く自覚していこう。