病の原因 太田入道殿御返事2
戸田先生質問集より
【問3】病気について、医学でなおるものと、御本尊様によらなければならないものとの限界は、どうなりますか。
【答】病いに六種類(太田入道殿御返事1009頁)あります。
一、に四大不順によって起こるものです。それは、かぜ、日射病、ビタミン不足などで、これは御本尊様によらなくとも、医者でなおります。
二、に飲食節ならざるゆえに起こるといって、食べすぎ、飲みすぎなどで、これは、御本尊様にお願いするのはもったいないから、各人で注意しなさい。
三、には、坐禅整わざるゆえに病む。これは、運動、睡眠等の不足などからくる病いで、これも御本尊様によらなくともなおります。
ところが、次にあげる三つは、御本尊様の力によらなければ、医者では絶対になおりません。
すなわち、
四、に鬼便りを得るといいまして、バイ菌・細菌による重病、
五、に魔の所為といい原因不明の病い、