病気の時
森田 :お題目は、横になってしてもいいのでしょうか。
名誉会長 :もちろんです。体調の悪いときには、無理に正座することは
ありません。「場合に応じて、読経はせず、唱題だけでもよいし、御本尊に
向かってしなくてもよいのですよ」と仰せの御書もあります〈1203ページ〉
大切なのは、題目をあげようという「心」です。聡明に判断すればいいのです。
此の事を ば一切御心得候て月水の御時は七日までも其の気の有らん程は御経をばよませ給はずして暗に南無妙法蓮華経と 唱えさせ給い候へ、礼拝をも経にむかはせ給はずして拝せさせ給うべし、又不慮に臨終なんどの近づき候はんに は魚鳥なんどを服せさせ給うても候へ、よみぬべくば経をもよみ及び南無妙法蓮華経とも唱えさせ給い候べし、 又月水なんどは申すに及び候はず又南無一乗妙典と唱えさせ給う事是れ同じ事には侍れども天親菩薩天台大師等 の唱えさせ給い候しが如く只南無妙法蓮華経と唱えさせ給うべきか、是れ子細ありてかくの如くは申し候なり、
穴賢穴賢。