「青春1」3/3
弱々しいように僕はよく見られるが---
暴風雨の時の前進の姿を
見てくれと僕は言っておきたいのだ
*
君よ!今日も自身の奴隷にならずに
大地とともに 太陽とともに
個性を開花させて
生きぬいてくれ給え
*
日が昇る 月が静かに光る
君よ 決して懊悩の自身に負けず
自己の城門を大きく開いて
別世界と交流したまえ
*
たとえ 友が去り 友が倒れても
少数精鋭で 僕は必ず
彼らが驚嘆する 平和勢力を
作ってみせる
*
窒息しそうな矛盾に満ちた
社会であっても
私は 平凡にして決意固く
高邁な気迫をもって
人間文化の最終段階を昇ってみせる