SOKA薬王のBlog

SOKA薬王のBlog

池田さんを受けつぐあなたに3


 そうした指導のとき、池田さんはいつもやさしい。かつて、寒さにふるえていた少年会員に自分のジャンパーを着せかけたように、いまでも顔色の悪い会員をみると(自分の疲れも忘れて)「どうしたの」と気づかう。


 病気で寝ている会員がいれば、花やくだものをとどけたりする。会場の外で黙々と交通整理をやっていた会員に、そっとおでんをもっていったりもする。


 手きびしい指導はぜったいにしない。「まず健康に気をつけて・・・・しあわせな生活をきずいてください。現実と正面からむきあったうえで、明るい希望をもって未来へ突きすすんでください」慈父のようにそういう。


 多くの集会では法の講義もするが、それも指導というより話しあうといった感じだ。ある若い会員は、この池田さんのやさしさに反発をおぼえた。


どうして先生は、もっとガチッといってくださらないのか。どうして「おまえたちこうしろ。これをやれ」きびしく命じてくださらないのか。そうしたらぼくはいますぐ、いのちがけできっと命令どおりのするのに・・・・。